POPは目立たせるより迷わせない



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お店に行くと、たくさんのPOPが並んでいます。

私も仕事柄、ついPOPの作りを見てしまいます。正直、若い頃と今とでは同じPOPを見ても評価が変わりますし、何が良いPOPなのか今でも考えることがあります。

ただ、一つだけ言えることがあります。

それは、

「目立つPOPやセンスの良いPOPが、必ずしも良いPOPとは限らない」

ということです。

目立つことと伝わることは違う

POPを作るとき、つい文字を大きくしたり色を増やしたりしたくなります。

しかし、本当に大切なのは「お客様が知りたい情報がすぐに分かること」です。

発信する側は、商品の魅力を全部伝えたいと思います。背景も知ってほしいし、こだわりも理解してほしい。

でも、お客様は思っているほど読んでいません。

スーパーでも売り場でも、目に留まる時間はほんの一瞬です。

だからこそ、何を伝えるかを絞る必要があります。

情報が多いほど伝わるわけではない

価格なのか。

品質なのか。

数量限定なのか。

POPには伝えたいことがたくさんあります。

しかし、一枚のPOPに情報を詰め込みすぎると、お客様は逆に迷ってしまいます。

伝えたいことが増えるほど、伝わらなくなることもあるのです。

だから私は、まず情報を整理することを大切にしています。

デザインは音楽に似ている

私はデザインは音楽に似ていると思っています。

音が大きければ良い音楽になるわけではありません。

同じ調子が続けば飽きられてしまいます。

静かな部分があるから盛り上がる部分が生きる。

強い音があるから弱い音が生きる。

POPも同じです。

情報に強弱をつけることで、お客様の目線を自然に誘導することができます。

大切なのは派手さではなくリズムです。

ホームページもSNSも同じ

実はこの考え方はPOPだけの話ではありません。

ホームページもSNSも同じです。

情報を増やすことより、整理すること。

目立つことより、伝わること。

私は情報発信の仕事をする中で、その大切さを感じています。

美研が大切にしていること

美研では制作に入る前に、まず「何を伝えるのか」を考えます。

デザインはその後です。

気持ちよく、そして伝えたいことがきちんと届くように。

これからも、そんな情報発信のお手伝いをしていきたいと思います。


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